マゼールのバッハ「ロ短調ミサ」
2009年10月11日 音楽
彼の若い頃の録音でずっと聴いてみたいと思っていたもの。近年日本でも再発売されたのだが、マゼールの顔写真のジャケットには買う気を失った。先日この盤をオークションで見つけて即入手。おそらく海外で最初にCD化された時のものだと思う。十字架から下ろされたキリストの画が素敵だ。(PHILIPS 426 657-2)
65年ベルリンでの録音。ベルリン放送響は低弦は右側ながらバイオリンは両翼配置。この効果は抜群で聴いていて実に心地よい。コンサートマスターは豊田耕児さん、オーボエにはパッシンの名前も見える。懐かしいなぁ。マゼールの指揮は緩いところのないリズムのしっかりしたものでバッハには相応しい。テンポは総じてオーソドックスで一部の曲終わりでの多少のリタルダンドなどは気になる範囲ではない。リアス室内合唱団も同様で、かつ音程も良い。クレドでの最高音も楽々きれいに出している。シュティッヒ=ランダール、レイノルズ、ヘフリガー、シャーリー=カークのソリストもそれぞれとても良い歌を聴かせてくれる。特に女性陣が素晴らしい。これはもっと高く評価されていい録音だと思う。
65年ベルリンでの録音。ベルリン放送響は低弦は右側ながらバイオリンは両翼配置。この効果は抜群で聴いていて実に心地よい。コンサートマスターは豊田耕児さん、オーボエにはパッシンの名前も見える。懐かしいなぁ。マゼールの指揮は緩いところのないリズムのしっかりしたものでバッハには相応しい。テンポは総じてオーソドックスで一部の曲終わりでの多少のリタルダンドなどは気になる範囲ではない。リアス室内合唱団も同様で、かつ音程も良い。クレドでの最高音も楽々きれいに出している。シュティッヒ=ランダール、レイノルズ、ヘフリガー、シャーリー=カークのソリストもそれぞれとても良い歌を聴かせてくれる。特に女性陣が素晴らしい。これはもっと高く評価されていい録音だと思う。
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