1,2月に買ったCDから
2009年2月22日 音楽 コメント (3)
ムローヴァのバッハ無伴奏の新譜がアナウンスされた。今年になってやっと楽しみなものが出るといった感じ。このふた月の間は久しぶりにこの曲聴いてみようかなぁといったものを買っていた。
○バッハ バイオリン協奏曲全集
(デノン オイロディスク COCQ84445 )
○ヴィヴァルディ 四季
(デノン オイロディスク COCQ84444 )
バルヒェット(Vn)ティーレガント南西ドイツ室内管
すでに50年近くなる録音ではあるが、音質良好。自然な解釈で気持ちが良くなる。特に四季は最近個性的な解釈のものが多すぎる中、こういうほうがやっぱり良いように思える。バルヒェットのものではモーツァルトの四重奏をきちんと出してもらいたい。
○エルガー 合唱曲集 スパイサー/フィンジ・シンガーズ
(英シャンドス CHAN9269 )
○メンデルスゾーン 合唱曲集 ノイマン/ライプツィッヒ放送chor
(独ベルリンクラシックス BC92782)
エルガーは「ハッピーアイズ」メンデルスゾーンは「ひばり」それぞれ一曲が目的で購入。それだけ素敵な佳曲なのだが、「ひばり」は日本語訳で歌われたものが本当は欲しい。この盤のテンポも少し好みより速かった。
○ ゴルトベルク変奏曲(オルガン版) エレナ・バルシャイ
(蘭ブリリアント BRL93765 )
660円。相変わらずこのレーベルは助かるが、円高でさらに安くなる可能性も。最新録音で曲もいいからこれはお買い得。誰もが買っておくべき一枚といえる。
○ベートーベン バイオリン協奏曲、ロマンス2曲
パスキエ(Vn) バロメ/バルティック室内O
(仏カリオペ CAL9358 )
どんなに軽やかなベートーベンを聴かせてくれるのかと思いきや、なんだかパスキエが必死に弾いているような第一印象を受ける。やはりベートーベンは巨峰だということか。
○V・ウィリアムス 幻想的五重奏曲 / 弦楽四重奏曲第1番 / 同第2番
マッジーニ四重奏団 / ジャクソン (ナクソス 8555300)
「まさにため息の出るような美しさ!」といううたい文句につられて購入。確かにどの曲も難解さのない大変聴きやすいものであった。弦楽四重奏の世界でもこれらは最後の方にたどりつく範囲のものであろうが、買って一度聴いておしまいになるようなものではない。90点!
○ティペット オラトリオ『われらが時代の子』(写真)
デイヴィス&SKD、ドレスデン国立歌劇場合唱団
(欧プロフィールcl PH07052)
収穫の一枚。世評の「20世紀のマタイ」とは少し荷が重過ぎるが、実に魅力的な作品である。ソプラノのゼルビッヒ目的で買ったものだが、オケノ響きがものすごく良いし、一時間超があっという間に過ぎる。倍くらいの規模でもよかったくらい。生でも聴いてみたいものだ。
○レスピーギ リュートのための古い舞曲とアリア
サッカーニ&アイルランド国SO (ナクソス 8553546 )
この曲は小沢さんのLPで繰り返し聴いてそれが一番なのだが、CD化にあたっては変なジャケット、手抜きのデザインの連続でいまだに買えないでいる。こうなったら意地である。そこでこれを買ってみたところ割と良かった。第二組曲の一曲目などは「もっと楽に」と言いたいくらいに慎重な演奏に感じるけれどそれだけ丁寧だと言えるのかもしれない。第三組曲ばかり取り上げられる機会が多いが是非とも全曲で聴くべき楽曲であろう。
○バッハ バイオリン協奏曲全集
(デノン オイロディスク COCQ84445 )
○ヴィヴァルディ 四季
(デノン オイロディスク COCQ84444 )
バルヒェット(Vn)ティーレガント南西ドイツ室内管
すでに50年近くなる録音ではあるが、音質良好。自然な解釈で気持ちが良くなる。特に四季は最近個性的な解釈のものが多すぎる中、こういうほうがやっぱり良いように思える。バルヒェットのものではモーツァルトの四重奏をきちんと出してもらいたい。
○エルガー 合唱曲集 スパイサー/フィンジ・シンガーズ
(英シャンドス CHAN9269 )
○メンデルスゾーン 合唱曲集 ノイマン/ライプツィッヒ放送chor
(独ベルリンクラシックス BC92782)
エルガーは「ハッピーアイズ」メンデルスゾーンは「ひばり」それぞれ一曲が目的で購入。それだけ素敵な佳曲なのだが、「ひばり」は日本語訳で歌われたものが本当は欲しい。この盤のテンポも少し好みより速かった。
○ ゴルトベルク変奏曲(オルガン版) エレナ・バルシャイ
(蘭ブリリアント BRL93765 )
660円。相変わらずこのレーベルは助かるが、円高でさらに安くなる可能性も。最新録音で曲もいいからこれはお買い得。誰もが買っておくべき一枚といえる。
○ベートーベン バイオリン協奏曲、ロマンス2曲
パスキエ(Vn) バロメ/バルティック室内O
(仏カリオペ CAL9358 )
どんなに軽やかなベートーベンを聴かせてくれるのかと思いきや、なんだかパスキエが必死に弾いているような第一印象を受ける。やはりベートーベンは巨峰だということか。
○V・ウィリアムス 幻想的五重奏曲 / 弦楽四重奏曲第1番 / 同第2番
マッジーニ四重奏団 / ジャクソン (ナクソス 8555300)
「まさにため息の出るような美しさ!」といううたい文句につられて購入。確かにどの曲も難解さのない大変聴きやすいものであった。弦楽四重奏の世界でもこれらは最後の方にたどりつく範囲のものであろうが、買って一度聴いておしまいになるようなものではない。90点!
○ティペット オラトリオ『われらが時代の子』(写真)
デイヴィス&SKD、ドレスデン国立歌劇場合唱団
(欧プロフィールcl PH07052)
収穫の一枚。世評の「20世紀のマタイ」とは少し荷が重過ぎるが、実に魅力的な作品である。ソプラノのゼルビッヒ目的で買ったものだが、オケノ響きがものすごく良いし、一時間超があっという間に過ぎる。倍くらいの規模でもよかったくらい。生でも聴いてみたいものだ。
○レスピーギ リュートのための古い舞曲とアリア
サッカーニ&アイルランド国SO (ナクソス 8553546 )
この曲は小沢さんのLPで繰り返し聴いてそれが一番なのだが、CD化にあたっては変なジャケット、手抜きのデザインの連続でいまだに買えないでいる。こうなったら意地である。そこでこれを買ってみたところ割と良かった。第二組曲の一曲目などは「もっと楽に」と言いたいくらいに慎重な演奏に感じるけれどそれだけ丁寧だと言えるのかもしれない。第三組曲ばかり取り上げられる機会が多いが是非とも全曲で聴くべき楽曲であろう。
コメント
近頃の四季は奇を衒ったものが多いけれども、
バルヒェットのような端正で格調高い演奏が一番飽きがこないように思います。
バルヒェットSQのベートーヴェン、本当に人がなんと言おうと絶品だと思います!!
特に十五番は聴かないと人生において損をする演奏であると断言します。