今月買ったCD

2004年3月31日 音楽
 ちょっと書かなすぎた。めぼしいところを。
  ○バッハ ヨハネ受難曲
     Weyand指揮
   (ヘンスラー CD94.009)
 1990年録音だからそんなに古いものではない。なんといっても私にとって魅力なのは、エヴァンゲリストをクラウスが歌っていること。当然歌うべきリリング盤でリリングがシュライヤーを起用してしまったため、クラウスの歌うヨハネは聞けないものと思っていたのでこの録音を見つけられたのは幸せだった。
  ○バッハ ヨハネ受難曲
     クイケン指揮ラ・プティットバンド
   (ドイツハルモニアムンディ GD77041)
 今月は受難の月。これは国内盤で持っているのだが、何かの注文のついでに頼んだのだと思う。現段階で最も私の好みに合う演奏。
  ○バッハ マタイ受難曲
     フルトヴェングラー指揮ウイーンフィル
 54年の有名な方の録音。もちろん抜粋。強奏時の混濁は辛抱するにして、そのほかのソリストの歌唱、オケのソロなどの録音は合格の範囲だ。アルトのヘフゲンが傑出しているが、言われているほどデルモータの福音書記者も悪くない。
  ○マーラー 交響曲第9番
     ワルター指揮ウイーンフィル
   (DUTTON CDBP9708)
 有名な録音の最も良い復刻といわれている盤。ほかのものを持っていないのでわからないが、確かにこれは聴きやすい。これで十分だと思う。同じレーベルに確かE・クライバーの「田園」もあったはずだが、聴いてみたい。 
  ○ウェーバー 歌劇「二人のピント」(マーラー編曲版)
     ベルティーニ指揮ミュンヘンフィルほか
    (BMG 74312 32246 2)
 二枚組で900円。こういうのはとにかく一度は聴いてみよう!ということで購入。あらすじもわからないのだが、音楽はとても良い。ということは演奏も良いという事かな。
  ○バッハ モテット集 
     ユングヘーネル指揮カントゥス ケルン
    (DHM 74312 935432)
 一パート一人による演奏。六曲を60分で歌ってしまうが、速い感じはしない。響きも豊かで、もちろん美しいが、曲によっては技巧が目立ちすぎる感はある。ぜいたくな感想なのだが。
  ○モラーレス 作品集
     ヒリヤードアンサンブル
    (JUNTA DE ANDALUCIA ALMAVIVA DS−0101)
 ヒリヤードのマイナー盤が注文から5ヶ月でやっと手に入った。喜び!素晴らしい演奏。これについては改めて書いてみたい。

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